ライブコマースで一獲千金を狙え! コロナ禍で芸能人が続々参入

華流    2月25日

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中国では最近ライブコマース(ライブ配信型ネット通販)事業に新たに参入する芸能人が増えており、各プラットフォームで激戦が繰り広げられている。写真はチー・ウェイ。

新型コロナの感染防止策として自宅にいる時間が多くなり、オンラインで買い物をする機会が増えたいま、ライブコマース(ライブ配信型ネット通販)に注目が集まっている。中国では仕事が減った芸能人たちが副業を求めてこの分野に相次いで参入し、タオバオライブ(淘宝直播)、ティックトック(TikTok)、クアイショウ(快手)などのプラットフォームで激戦を繰り広げている。

中国のライブコマースは年間10兆円超えの市場規模といわれており、企業と芸能人がタッグを組んで商品の販促を行うことも頻繁になりつつある。しかし、芸能人の知名度だけで物が売れるとは限らない。昨年ライブコマースに参入した芸能人には、偽物騒動に巻き込まれたり返品ラッシュが起きたり、売り上げが伸びなかったりして失敗に終わった人も少なくないが、そんな中でも成功を収めた人もいる。ライブコマースのプラットフォームごとに成功者を見てみよう。

【タオバオライブ】 司会者のリー・シャン(李湘)、ワン・ハン(汪涵)、歌手のアレン・リン(林依輪)、女優のリウ・タオ(劉涛)、ジン・ティエン(景甜)、チン・ハイルー(秦海璐)など。特にリウ・タオは、しっかり者の良妻賢母というイメージが視聴者の信頼と好感を得て、昨年5月に行った4時間のライブ配信で1億4800万元(約24億円)を売り上げ、視聴者数は累計2100万人に達した。

【ティックトック】 女優のアンジェラベイビー(Angelababy)、クアン・シャオトン(関暁彤)、チャン・ティン(張庭)、チー・ウェイ(戚薇)、歌手のフー・ハイチュアン(胡海泉)など。ティックトックがライブコマースに参入したのは2019年とやや遅かったが、多くの芸能人が参入して異例の盛り上がりを見せている。

特にフー・ハイチュアンは、昨年11月11日の「独身の日」に1億4000万元(約23億円)というティックトック史上最高の売上を叩き出した。ティックトックによく曲を投稿するフー・ハイチュアンは、音楽と販促を合わせた独自の方法でライブ配信を行い、彼の歌を聴くついでに買い物をするファンが多かったと見られている。

また、ティックトックでのライブコマースの第一人者といえば、やはりチー・ウェイだろう。彼女はコスメに詳しく、ライブ配信の平均売上高は3227万元(約5億3000万円)にも達する。裏表のないキャラクターの彼女が紹介する商品は、飛ぶように売れるという。

【クアイショウ】 ティックトックのライバルとされるクアイショウでは、インフルエンサーのシン・バー(辛巴)が常に売上トップを独占しており、2020年の販売数は2506万件、売上高は36億5000万元(約596億円)を記録した。

また、司会者のフア・シャオ(華少)は、昨年の独身の日のライブ配信で1000万人を超えるファンに支持され、1億7400万元(約28億円)の売り上げを叩き出した。彼は司会で慣らした名調子で「参加者には抽選で一軒家をプレゼント!」と発言して盛り上げ、売り上げを大きく伸ばした。現在フア・シャオはクアイショウと専属契約を結び、ライブ配信の平均売上高は1585万元(約2億6000万円)に達しており、ライブストリーマー(ライブ動画の配信者)への華麗なる転身を成功させた。

ひと昔前までは、芸能人が物を売ると「品がない」などと批判されたものだが、いまや販売力が人気の証といっても過言ではない。今後も芸能人のライブコマース参入が続くと予想される。次に「2足目のわらじ」で成功を収める人は誰なのかが気になるところだ。

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