1万5000本を5分で売った「口紅王子」、米タイム誌が選ぶ「次世代の100人」に!

華流    2月20日

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中国の男性美容家・インフルエンサーの「口紅王子」ことオースティン・リーが、米タイム誌の「世界で最も影響力がある次世代の100人」の1人に選ばれた。

アメリカのタイム誌は2月17日、毎年恒例となっている「世界で最も影響力がある次世代の100人」を発表した。中国からは男性美容家・インフルエンサーのオースティン・リー(李佳○、○は王へんに「奇」)と、映画監督のクロエ・ジャオ(趙婷)が、日本からは大ヒット漫画「鬼滅の刃」の作者、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)が選ばれた。

オースティンはコスメを販売するインフルエンサーで、「口紅王子」という愛称で呼ばれている人物。かつてロレアル化粧品の販売カウンターに立つ美容部員だったが、ロレアル社がネットショッピングのライブ配信「タオバオライブ」(淘宝直播)を開始するにあたり、詳しい商品説明ができる進行役として抜擢された。それから着実に人気を伸ばし、今や中国を代表するライブストリーマー(ライブ動画の配信者)に上り詰めた。

彼は毎晩8時に、上海のスタジオからコスメの紹介動画をライブ配信している。口紅を自分自身に塗りながら、発色や塗り心地などを紹介。気に入った商品には「かわいすぎ(好好看)!」と熱心にすすめる一方で、気に入らなかった商品は容赦なく批判する。それはエルメスやシャネルのようなトップブランドも例外ではない。彼の率直で分かりやすいトークは、視聴者の女性たちの心をつかんだ。彼がライブ配信ですすめた口紅は飛ぶように売れ、すぐに品切れになってしまうという。

「彼は5分間で1万5000本の口紅を売るという記録を作り、タオバオライブで年間1億5000万ドル(約158億円)の売り上げに貢献した。そして、新型コロナの影響で大打撃を受けた武漢の商品をライブ配信で紹介するなど、熱心にチャリティー活動を行ってきた」。オースティンを「次世代の100人」に選んだ理由について、タイム誌はこのように述べている。

オースティンは現在もタオバオライブにて、365日休まずにライブ配信を続けており、毎回の視聴者数は数十万、数百万に達するという。また、SNSのフォロワー数はウェイボー(微博)で170万人、ティックトック(TikTok)で1900万人。ライブ配信時の「いいね!」は数十万に及び、タオバオライブの検索ランキングでは、彼に関連する話題が常に上位を独占するほどの人気を誇っている。

トップインフルエンサーとしての影響力を活かし、Eコマース(電子商取引)という巨大なマーケットで成功を収めたオースティン。「口紅王子」の進化はまだまだ続きそうだ。

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